カンジンカナメ

日々気ままに過ごしています

1冊読了

煩悩カフェ (幻冬舎文庫)

煩悩カフェ (幻冬舎文庫)

再読。昔は面白く読めたんだけど、今読むとそこまででもない。とりあえず、様々なタイプの煩悩を面白おかしく書いてる本。納得したのは、「後回しにしたい煩悩」くらいかな。
他は、わりと今の私には当てはまらないし、特に楽しいと思う話でもなかった。
以前はどういう感想もったんだろうかと調べてみたら

この方結婚してないけど、モテてる匂いをひしひしと感じる。「女である事を利用したい煩悩」って章を読んで納得したけど、自分は得を受けてないので損してる気分

とか書いてた。約3年前か。
確かに、今読んでみても、モテてる匂いをひしひし感じる。けど、それをきっちりアピールしてる所が見えて何とも言えない。あと、今は、得を受けなくて損してる気分にはならない。
全体的に性格の悪いエッセイでした。皆が思ってるけど、口に出して言わないことをあえて、書いてみたっていうエッセイ。
わたしは他人に対して妬むっていう感情が湧かないので同意しかねる章が多かった。